ディズニー映画『アナと雪の女王』(公開中)の日本語吹替版でアナ役の声を演じ、歌唱力と演技力が話題の女優で歌手・神田沙也加が、新ユニット・TRUSTRICK(トラストリック)を結成し、6月25日にデビューアルバム『Eternity』をリリースすることが23日、明らかになった。

TRUSTRICKのボーカル・神田沙也加(右)とギタリスト・Billy

TRUSTRICKはボーカルの神田沙也加と、ギタリストのBillyによる新ユニットで、ユニット名は「信頼、信用」の"TRUST"と「いたずら、策略」の"TRICK"という真逆の言葉を組み合わせた。ファンから歌手・神田沙也加への期待に応えることを"TRUST"、Billyの音楽的な遊び心を融合させることを"TRICK"と位置付け、少しの毒とファンタジーが共存する独自の世界観を目指していく。

デビューアルバムのタイトル『Eternity』は「永遠、無限、不朽」を意味し、TRUSTRICKの楽曲が不朽になるよう願いが込められ、作品のテーマである"人生=個人的永遠"を表現。収録曲は全12曲。初回盤には、アルバム収録曲「If -君が行くセカイ-」「ATLAS」「beautiful dreamer」のミュージックビデオなどが収録される。

神田は2002年に歌手デビューし、シングル「ever since」「garden」「水色」「上弦の月」や、アルバム『Doll』、10周年記念アルバム『LIBERTY』などをリリース。日本語吹替版を担当した『アナと雪の女王』は興行収入100億円、観客動員800万人を突破し、神田の演技と歌唱力にも注目が集まっている。一方、Billyは、2006年から元WANDS、al.ni.coの上杉昇率いるバンド・猫騙のギタリストとして活動し、アルバム『WARP』『知恵の輪と殺意』などをリリース。2013年に同バンドを脱退し、ソロ活動を行ってきた(現在休止中)。