ASUSTeK Computerは23日、NVIDIA GeForce GTX 760やNVIDIA GeForce GTX 750を搭載し、マルチメディア編集に適したデスクトップPC「M51AD」を、2014年夏モデルとして発表した。発売は25日。価格はオープンで、店頭予想価格は上位の「M51AD-JP010S」が179,800円前後、下位の「M51AD-JP011S」が139,800円前後。
2機種ともにQi規格準拠のワイヤレスチャージャーを備え、Qi対応スマートフォンやタブレットをデスクトップトレイに置くことで充電可能。下位の「M51AD-JP011S」には、モバイルチャージャーを統合した6,000mAh容量の着脱式無停電電源装置(UPS)「ASUS パワーパック」を搭載する。
上位モデル「M51AD-JP010S」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4770(3.4GHz)、チップセットがIntel H81 Express、メモリがPC3-12800 16GB、ストレージが1TB SSHD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 760 3GB、光学ドライブはブルーレイディスクドライブ。OSはWindows 8.1 64bit。
主なインタフェースはHDMI×2、D-Sub×1、DVI-D×1、DVI-I×1、DisplayPort×1、USB 3.0×2、USB 2.0×5、マルチカードリーダ、ヘッドホン出力、マイク入力など。通信機能は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LANで、無線LANおよびBluetoothは非搭載。
本体サイズはW175×D400×H420mm、重量は約9kg。OfficeソフトはKINGSOFT Office 2013 Standardを初期搭載する。
下位モデルでは、上記仕様からCPUがIntel Core i3-4130(3.4GHz)に、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 760 1GBに変更され、上述の通りモバイルチャージャー機能付きのUPSが搭載される。通信機能は同等だが、映像出力インタフェースはグラフィックスの違いにより、HDMI×2、D-Sub×1、DVI-D×1、D-Sub×2となる。本体サイズや重量は同等。