JR東日本新潟支社は、新潟デスティネーションキャンペーン(6月30日まで)に合わせて導入する新たな観光列車「越乃 Shu*Kura」(コシノ シュクラ)の営業運転を5月2日から開始する。4月29日に車両展示会が行われ、運行開始当日に出発セレモニーも行われる。

「越乃 Shu*Kura」外観イメージ

車両展示会は長岡駅で10時頃から11時40分頃まで、直江津駅で13時50分頃から15時頃まで実施。1~3号車の全車両に立ち入って車内見学ができる。びゅう商品専用で車内で提供されるオリジナルメニュー「水と大地の贈り物」のサンプルも展示されるという。

2号車では地元ミュージシャンによるジャズの生演奏や地酒の試飲(無料)を実施。サービスカウンター「蔵守 ~Kuramori~」の利き酒コーナーでは、5種類の銘柄の利き酒が有料で体験できるとのこと。

5月2日の出発セレモニーは、高田駅で8時55分頃から、十日町駅で14時25分頃から実施。両駅とも主催者あいさつ、運転士への花束贈呈、鏡開き、出発合図などを行う。

「越乃 Shu*Kura」はキハ40・48形気動車3両を改造した観光列車。5月2日から6月いっぱいまで、金曜日と土休日を中心に信越本線高田駅から飯山線十日町駅までの区間を1日1往復運転する。車内では、地元・新潟から迎えた酒・食・美の3分野の女性スペシャリストによる提案を取り入れたサービスを提供する。