JR西日本は5月1日から、訪日外国人向けに提供している無料公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスの対象エリアを拡大する。今回が初となる北陸・山陰エリアを含め、新たに13駅と京都駅ビルでサービスが利用できるようになるという。
JR西日本の訪日外国人向け無料公衆無線LANサービスは、昨年7月に山陽新幹線新神戸・岡山・広島・小倉・博多の各駅、在来線京都・新大阪・大阪・天王寺・関西空港・三ノ宮の各駅の計11駅でスタートした。5月1日以降、富山、金沢、福井、嵯峨嵐山、ユニバーサルシティ、JR難波、奈良、姫路、和歌山、尾道、米子、新山口、下関の各駅改札口付近、京都駅ビルの大空広場と室町小路広場でもサービスを提供する。サービス提供箇所には、それとわかる専用ステッカーを貼付する。
サービスの利用に際し、事前(訪日前)に海外向けのJR西日本ウェブサイトを通じてゲストコードを取得する必要がある。対象駅などのサービス提供箇所付近で、専用のSSID「JR-WEST FREE Wi-Fi」を選択し、ログイン画面(日・英・中・韓の4か国語対応)でゲストコードを入力すると、無料でインターネットに接続できる。事前にゲストコードを取得していなかった場合は、京都駅ビルインフォメーションセンター、またはJR大阪三越伊勢丹総合サービスカウンターで取得できるようにサポートを行う。
なお、大規模災害時には訪日外国人に限らず誰でも利用できるように、インターネットを無料で開放するとのこと。