ASUSTeK Computerは23日、190×190mmのボックス型PC「VivoPC VC60」(VIVOPC-VC60-B141R)、「VivoPC VM40B」(VIVOPC-VM40B-S080R)を2014年夏モデルとして発表した。発売は26日を予定。価格はオープンで、店頭想定価格は前者が94,800円前後、後者が49,800円前後。
Windows 8.1 64bitを採用したボックス型PC。約25dbの静音設計が特徴で、HDMI出力やMini DisplayPortを搭載し、書斎や寝室のテレビなど静かな場所での稼動に適する。上位モデル「VivoPC VC60」はブラック色、下位モデル「VivoPC VM40B」はシルバー色。
VivoPC VC60の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3210M(2.5GHz)、チップセットがMobile Intel HM76 Express、メモリがPC3-12800 8GB、ストレージが1TB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、光学ドライブは非搭載。
主なインタフェースは前述のHDMI×1、Mini DisplayPort×1に加え、USB 3.0×4、USB 2.0×2、COMポート×1、SDカードスロット、ヘッドホン出力×1、マイク入力×1、S/PDIF出力×1など。通信機能は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0。
VivoPC VM40Bでは、CPUがIntel Celeron 1007U(1.5GHz)、チップセットがMobile Intel HM70 Express、メモリがPC3-12800 4GB、ストレージが500GB HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)、光学ドライブは非搭載。通信機能は上位のVivoPC VC60と同等。
インタフェースは、HDMI×1、D-Sub×1、USB3.0×2、USB2.0×4、SDカードスロット、ライン入力×1、ヘッドホン出力×1、マイク入力×1、S/PDIF出力×1など。
本体サイズと重量は2モデル共通で、W190×D190×H56.2mmと約1.2kg。Officeソフトウェアは、「KINGSOFT Office 2013 Standard」をプリインストール。製品には114キーのワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスが同梱する。