みずほフィナンシャルグループ、みずほ銀行は21日、内外の環境変化に対応して、機動的に新たなビジネスを創出していくため、両社内に「インキュベーション室」を設置した。
ビッグデータの実用化が進み、ソーシャルビジネスが台頭してくる中、金融ビジネスは大きな変革期を迎えようとしていて、みずほでは、新中期計画の初年度(2013年)に若手を中心に金融サービスの将来像を考えるプロジェクトチームを立ち上げたという。
このたび新設する「インキュベーション室」は、このプロジェクトチームと連携して、内外の知見や先進的な技術などを集積し、顧客の潜在的なニーズなどの調査・分析を行うとともに、幅広い分野で外部との人的面、技術面の交流を行い、オムニチャネル化への取り組みなど、新たなビジネスを検討していくとしている。