世界中のディズニー・テーマパークで愛されているアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」が22日、誕生から50周年を迎え、世界のディズニー・テーマパークがコラボした記念動画が配信され、千葉・浦安の東京ディズニーランドでは記念リーフレットが配布されている。
記念動画は、世界中のゲストと世界5カ国のディズニー・テーマパークのキャストが、アトラクションのテーマソング「小さな世界」を歌って50周年をお祝いする様子を収めたもの。「Good Morning America Celebrates "it’s a small world"」というタイトルで、ウォルト・ディズニー・パーク&リゾートより配信され、5月30日(予定)まで公開されている。動画には、東京ディズニーリゾートからも約100人のキャストが参加している。
また、東京ディズニーランドでは現在、「イッツ・ア・スモールワールド」を体験したゲストに、50年の歴史などが書かれた記念のリーフレットを配布している。配布は、5月中旬までの予定だが、なくなり次第終了となる。
「イッツ・ア・スモールワールド」は1964年4月22日にニューヨーク世界博覧会でデビューしたアトラクション。博覧会後に、アメリカ・ロサンゼルスのディズニーランドに移設され、いくつかのシーンを加え、外装デザインを施し、1966年に新たにオープンした。現在、世界5カ所のすべてのディズニー・テーマパークに導入され、東京ディズニーランドでは、1983年の開園当初から親しまれている。
アトラクションでは、世界中の子どもたちが民族衣装に身を包み、テーマソング「小さな世界」を合唱する中、ボートに乗って世界各国を巡る"世界で一番幸せな船旅"が楽しめる。世界各国をめぐった後のクライマックスでは、世界中の子どもたちが国境や言葉は関係なく、平和を願うことや友情、思いやりの大切さを教えてくれる。