ベンキュージャパンは22日、明るさ3,000ルーメンで800×600ドット(SVGA)の解像度に対応したプロジェクタ「MS521」を発表した。5月2日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は44,800円前後。
多彩な機能を搭載しながらコストパフォーマンスが高く、ビジネスだけでなくホームユースにも向いている。オプションの3D専用メガネを使うことで、フィールドシーケンシャル / フレームパッキング / トップ&ボトム / サイドバイサイドフォーマット形式の3D映像の視聴にも対応。
テキサス・インスツルメンツ社の色彩深度向上技術「BrilliantColor」や、赤と青の輝度を約15%上げることで美しい映像を出力する「VIDI Lighting Technology」を搭載。「スマートエコモード」では、コンテンツの輝度レベルを自動検出し、画面を暗くすることなくランプの消費電力を30~100%の範囲でダイナミックに調整する。ランプ寿命を10,000時間まで延ばす「ランプセーブモード」も設定可能。
主な仕様は、投写方式がDLP、画素数が800×600ドット(SVGA)、輝度が3,000ルーメン、コントラスト比が13,000:1、光源が190W、光源寿命が標準で最大4,500時間、エコノミーで最大6,000時間、スマートエコで最大6,500時間、ランプセーブモードで最大10,000時間。画面サイズが34~300型で、アスペクト比が4:3、投写距離が50インチで約2m、対応解像度が640×480(VGA)~1,600×1,200ドット(UXGA)。
映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×2、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1。映像出力インタフェースはD-sub×1。2Wのスピーカーを搭載する。投写位置はフロント / リア / テーブル / 天吊り。縦方向の台形補正が可能で、1.1倍の光学ズームと2倍のデジタルズームを搭載する。本体サイズはW302.8×D221.8×H111.8mm、重量は約2.3kg。