レクサス、クロスオーバーSUV「NX」北京モーターショーで初披露! 画像31枚

トヨタ自動車はこのほど、中国・北京で開催中の「第13回北京モーターショー」にて、レクサスの新型コンパクトクロスオーバーSUV「NX」を世界初公開した。発売は2014年後半を予定している。

「NX」は、レクサスらしい印象的で洗練されたデザインを実現したという、同ブランド初のコンパクトクロスオーバーSUV。新開発2.0リットルターボエンジン搭載「NX200t」と、2.5リットルハイブリッドシステム搭載「NX300h」のラインアップとなる。

「NX200t」に搭載する2.0リットルターボエンジンは、水冷式エキゾーストマニホールド一体シリンダーヘッド+ツインスクロールターボチャージャーを世界初採用したほか、ターボ用直噴技術「D-4ST」、可変角を拡大した連続可変バルブタイミング機構「VVT-iW」といった新技術を数多く採用し、優れた走行性能と環境性能を両立している。エンジンに合わせて6速オートマチックトランスミッションも新開発し、ターボエンジンのトルクを最大限に活用し、アクセル操作に対する優れたレスポンスを実現するという。

「NX300h」に搭載する2.5リットルハイブリッドシステムは、熱効率を追求した2.5リットルアトキンソンサイクルエンジンと、高トルクモーターを内蔵したハイブリッドトランスミッションを組み合わせ、低燃費とCO2排出量の低減を実現。乗り心地と操縦安定性を高めるため、「ばね上制振制御」を採用し、駆動用モーターのトルクのきめ細かな制御により、車体の揺れを抑制するという。

その他、前輪駆動状態と4輪駆動状態を自動的に制御するダイナミックトルクコントロールAWD搭載車の設定、レクサスでは初という「パノラミックビューモニター」の導入、全車速追従機能付レーダークルーズコントロールの採用などの特徴を持つ。