ウェザーニューズは4月17日、"こと座流星群"が観測ピークを迎える22日夜の全国の天気傾向を発表した。

こと座流星群の観測状況

前線や低気圧で雲が多くなるエリアも

同社によると、22日夜~23日朝にかけて日本付近は低気圧が去り高気圧に覆われるため、穏やかに晴れる所が多く、広範囲での流星観測が楽しめるという。ただし、東日本太平洋側や九州南部は20~21日の低気圧により、予想される全国的な雨からの回復が遅れて雲は多めとなる。

北海道も東の海上の低気圧の影響で、オホーツク海側は雲が流れ込みやすく、沖縄付近も前線の影響を受けて雲が多くなる見込み。このため、北海道オホーツク海側や東日本太平洋側、九州南部、沖縄周辺は雲のすき間からの流星観測になることが予想される。しかし、低気圧や前線の動き次第では、雲の量が変化し、観測できるエリアが増える可能性もあるという。

また、昼夜の寒暖の差が激しく、昼間は暖かくても夜は冷えることも予想される。観測の際には、暖かい服装が必須とのこと。

スマートフォンでも視聴可能

24時間ライブ放送番組「SOLiVE24」では、"こと座流星群"を視聴者と観測して楽しむため、22日夜(事前番組22時~、流星中継23~25時)に全国各地から生中継を行う特別番組を予定している。同番組では、観測に適すると予想される全国7カ所からリアルタイムに流星の様子を伝えるとのこと。

また、同番組はスマートフォンアプリ「ウェザーニュースタッチ」「SOLiVE24 Ch.」で楽しめるほか、PCやテレビ(BS 910Ch)でも無料で視聴が可能。番組内では中継の様子だけでなく、視聴者と共に流星を見た感動や喜びをチャット機能を利用して語り合ったり、利用者から寄せられたコメントの紹介もする。