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東京都は、都内で福祉業界へ就職を希望する人を支援するために、6月15日に「福祉業界 合同採用試験」を実施する。

都内の福祉施設がネットワークを組んで実施

同試験は、来春卒業予定の学生(大学・短期大学・高等専門学校・専修学校・養成施設等)、転職希望者、再就職希望者などを対象に実施する。今回の試みは都内の福祉施設がネットワークを組んで実施するため、合格すると複数の施設との面接が可能となる。

参加法人は、東京都内の高齢分野、障害分野、児童分野などの福祉施設・事業所を運営する法人。施設には一定の労働条件を設定しており、それを満たした施設だけが参加しているため、就職希望者は安心して就職活動ができる。また、採用時の合同研修では仲間づくりもでき、3年後にはネットワーク内の施設への出向や転籍など、キャリアアップも可能とのこと。

試験内容は、小論文、適性検査。当日の午後0時30分から、合同採用試験に参加している施設の説明会も実施する。受験申し込みは、東京都福祉人材センター窓口に申込用紙の持参又は郵送で受け付ける。申込受付期間は、5月15日9時~6月6日17時まで(郵送の場合は同日必着)。申込用紙は、東京都福祉人材センター窓口又は同センターホームページから入手できる。

会場はベルサール渋谷ファースト2階ホール(東京都渋谷区)。6月15日の9時50分より開始する。

なお、第2回合同採用試験は10月19日を予定している。