オルビスは21日、2014年4月の消費増税が女性の美容に与える影響について尋ねた調査結果を発表した。
同調査は、2014年3月13日~30日に、同社のオンラインアンケートラボ「kiku labo(キク ラボ)」にて行われ、同社のインターネット会員女性(10代以上)2,340人から有効回答を得た。
増税を機に、1カ月に「キレイ」にかける金額(増税分除く)は変わると思うかと聞くと、70.0%が「変わらない」と答えた。
増税前に「キレイ」に対して準備をしたことの1位は「いつも使っている化粧品を買いだめする」で50.2%。以下、「準備はしない」が31.6%、「日用使いの洋服や下着などを買いだめする」が18.2%、「食費などを節約しておカネを貯めておく」が14.4%と続いた。
一方、「ブランドものの洋服やバッグなど高額の商品を購入する」は6.4%、「これまで使ってなかった高額の化粧品類を試してみる」は4.6%にとどまり、堅実な実態がうかがえた。
20~30代の方が「同じ商品ならおトクなほうを選びたい」という"コスパ志向"が強く、40代以上では自分のタイミングで必要な物を購入するという消費傾向がみられた。
増税を機に「化粧品を切り替える」と答えた女性に、切り替える上で重視するポイントを尋ねると、「価格」が89.9%で最も多かったが、続く「機能・効果」の61.1%、「成分」の43.8%も高い数値だった。