西友はこのほど、日本女子大学現代女性キャリア研究所およびリカレント教育課程が2014年9月に実施する女性の再就業のための体験型プログラム「セルフリーダーシップ・プログラム」を支援する、と発表した。
妊娠・出産を経て再就業を目指す女性のキャリア構築を支援
同プログラムは、これから再就業を目指す日本女子大学リカレント教育課程生を対象に、5日間のプログラムを通して、現場の課題や取り組みに関して議論する機会を提供するというもの。
現在、「女性の活躍推進」政策は、日本の成長戦略の柱の1つとして打ち出されており、企業における女性活用の取り組みは、さらに活性化していくと思われる。同社ではこれまで、親会社であるウォルマート・ストアーズ・インクの方針に沿って、ダイバーシティ(多様性)の拡充施策の一環として女性の人財活用を推進してきたという。
同プログラムでは、参加者にスーパーマーケットの売場や、その他施設を見学、また、そこで働く女性従業員たちの働き方やキャリアについて話を聞いてもらい、小売業での女性のリーダーシップ機会について、理解を深めてもらう。
最終日には参加者全員が現場の課題を解決するための提案を行い、同社の経営幹部がそれを評価。こうした一連の作業を通して、参加者に企業で働く現場感覚を取り戻し、再就業に向けて具体的な一歩を踏み出すきっかけとしてもらうことを目指すという。
同社では、引き続き社内外において女性活用の取り組みを進め、女性がより活躍できる社会のために貢献していく、としている。