日産自動車はこのほど、ニューヨークモーターショー(一般公開は18日~27日)でクロスオーバーSUVの新型「ムラーノ」を世界初公開したと発表した。
ムラーノは、2002年に初代を発売して以来、世界で累計94万台以上を販売したというグローバルモデル。新型ムラーノは、2013年の『北米国際自動車ショー』にて発表したコンセプトカー「RESONANCE(レゾナンス)」をコンセプトモデルとし、デザインテーマやブーメランシェイプのライト、フローティングルーフなどの特徴を共有している。
エンジンは、最大出力260馬力の3.5L DOHC V6エンジンを搭載し、スムーズな走りと低燃費を実現するというエクストロニックCVTを標準装備。燃費は、車両の軽量化、空力性能向上、エンジン/トランスミッションの効率改善により、現行モデルよりも約20%向上したとのこと。
先進技術では、最大4つの車載カメラと3つのレーダーシステムを搭載し、後側方車両検知警報、前方車両接近警報、前方衝突予測警報、フォワード・エマージェンシー・ブレーキ、インテリジェントクルーズコントロールなどの搭載技術へ情報を提供する。