東芝は17日、UHS-IIに対応し世界最速の転送速度を記録したmicroSDメモリーカードを製品化。32GBと64GBのモデルを用意しサンプル出荷を開始した。
SDメモリーカード規格Ver.4.2の高速シリアルバスインタフェース「UHS-II」に対応したmicroSDメモリーカード。32GBモデルがリード最大260MB/s、ライト最大240MB/s、64GBモデルがリード最大145MB/s、ライト最大130MB/sと、世界最速となる転送速度を記録している。
最大312MB/秒の転送速度で、書き込み速度の最低速度が規定されるUHSスピードクラスは2013年11月に策定された最新の「U3」に対応する。32GBモデルの本体サイズはW11×D15×H1mm、重量は約0.5g。フォーマットはFAT32。64GBモデルの本体サイズと重量も同様だが、フォーマットはexFATとなる。
店頭価格や発売時期の詳細は未定だが、同社はmicroSD UHS-II対応機器の発表を2015年後半以降と見込んでおり、その前の2015年後半頃に発売予定という。