AKB48の大島優子が16日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた大島チームK千秋楽「最終ベルが鳴る」公演にサプライズで登場した。
AKB48グループ内の「人事異動」を発表するイベント「AKB48グループ大組閣祭り~時代は変わる。だけど僕らは前しかむかねえ!~」が2月に行われ、全グループの現チームがそれぞれ千秋楽を迎えている。15日には、峯岸みなみのチーム4が千秋楽「手をつなぎながら」公演を行い、16日には大島チームKが千秋楽を迎え、大組閣によってJKT48への移籍が決まった近野莉菜の壮行会も行われた。
最後の1曲「支え」を披露する前に、メンバー一人ひとりがファンにあいさつ。こらえきれず涙を流すメンバーもいる中、倉持明日香が「この大島チームKの千秋楽は、この人なしでは終われません!」と言うと客席がざわつき、「みんなぁ~、元気~?」と笑顔で大島が登場した。先日、一足早く千秋楽を迎えた宮崎美穂、野澤玲奈も参加し、大島チームK全員で最後の曲「支え」と、近野が大好きな曲という「草原の奇跡」を披露した。
大島は、2012年11月にチームKのキャプテンに就任。「最初キャプテンを任された時はどうしようかと思っていた」と振り返り、「大島チームKにしかできないことをしたいなと思って、常に毎日のようにメンバーの事を考えているときもありました。みんながあまりいい状態ではなかった時があったり、公演の評判が良くなかった時もありました。その時みんなで集まって、気持ちをぶつけ合おうと、みんなで涙しながら話した思い出があります」と振り返った。
また、自身の卒業発表後に組閣があったことから、大島には「大島チームKのせいで組閣があるんだ」という声も聞こえてきたそうで、「すごく悔しかったです」と心境を吐露。「だからこそそんな風に思っている人たちに、そんな風に思わせない私たち力があるんだと思ってこの『最終ベルが鳴る』公演をやろうと決めました」と決意の程を語り、「輝くことを約束してください。自分の気持ちを大切にして、隣にいる人のことを大切にして、常に笑顔を絶やさず輝き続けてください」とメッセージを送った。
(C)AKS