NECは17日、Windows 8.1 Pro Updateを搭載した教育・ビジネス向けタブレット2機種を法人向けに発表した。着脱式キーボードが選択できる10.1型タブレット「VersaPro タイプVT」、および12.5型タブレット「VersaPro タイプVZ」の2機種で、即日受注を開始する。出荷は6月より順次。
「VersaPro タイプVT」は、OSにWindows 8.1 Pro Update 32bitを搭載し、BTOオプションとして着脱式キーボードが選択できる10.1型タブレット。液晶はゴリラガラス採用のIPSパネルで解像度はWUXGA(1,920×1,200ドット)。Wi-FiモデルとWi-Fi+LTEモデルの2種類をラインナップする。CPUには、4月上旬のIntel Developer Forumで発表されたBay Trail(開発コード名)最上位の「Intel Atom Z3795」を採用する。
その他ベース構成の主な仕様は、メモリが4GB、ストレージが64GB、OSがWindows 8.1 Pro Update 32bitなど。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0。主なインタフェースはUSB 2.0×1、microSDカードスロット、miniHDMI×1など。バッテリ駆動時間はJEITA 2.0測定法で約10.1時間。希望小売価格はWi-Fiモデルで117,500円から、9月発売予定のWi-Fi+LTEモデルで税別157,500円から。
「VersaPro タイプVZ」は12.5型タブレットPC。ベースモデルの主な仕様は、CPUがIntel i5-3437U(1.9GHz)、メモリが8GB、ディスプレイがタッチ対応12.5型IPS液晶(1,366×768ドット)など。OSはBTO選択可能で、Windows 8.1 Pro Update 64bit、Windows 7 Professional 64bit(SP1)もしくは32bit(SP1)のうち1つを選択できる。希望小売価格は222,200円から。