ソニーは4月17日、ホームシアター向けフルHDプロジェクター「VPL-HW55ES」「VPL-HW33ES」を発表した。発売は5月31日。希望小売価格は、VPL-HW55ESが345,000円で、VPL-HW33ESが245,000円。
2製品は、同社のホームプロジェクターのエントリーモデル。ソニーが独自開発している反射型デバイス「SXRD」が採用されており、画素の格子が目立たない映像を楽しめる。パネルの解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)。
エントリーモデルではあるが、4K対応ホームシアタープロジェクター[「VPL-VW1100ES」「VPL-VW500ES」]」(http://news.mynavi.jp/news/2013/10/09/239/)にも採用されているデータベース型超解像処理LSIを採用。放送やパッケージメディアに収めるために圧縮された映像から、オリジナル映像に近い質感やディティールを復元することが可能だ。
3Dシンクロトランスミッターを内蔵しており、メガネを追加するだけで3D映像を楽しむこともできる。3Dと2Dのそれぞれで、9種類のピクチャープリセットを装備。「シネマフィルム1」「シネマフィルム2」「リファレンス」「フォト」「ゲーム」などのほかに、専用のシアタールームではなく、リビングでプロジェクターを使いたい人のための「ブライトシネマ」「ブライトTV」モードも装備している。
光原は200Wの高圧水銀ランプ「LMP-H202」を使用しており、最大輝度は1,700ルーメン。上位モデルのVPL-HW55ESは、「アドバンスドアイリス3」を搭載。映像信号に応じて、アイリス(しぼり)をコントロールすることで、明るいシーンや暗いシーンを自然に表現することが可能だ。ダイナミックコントラストは120,000:1。