マイナビは、「2015年卒マイナビ企業新卒採用予定調査」の調査結果を発表した。調査は2月4日~3月6日にかけて行われ、1,808社から有効回答を得た。

採用ターゲットとしている学校群があるか

2015年の採用予定数は大きく増加

2015年卒の採用予定数は、「大学(文系・理系)」「大学院(理系)」のいずれにおいても「増やす」という回答が「減らす」を上回った。採用予定数は大きく増加し、2014年卒入社予定数と比較すると、全体平均で15.1%の増加、上場企業では12.3%の増加となっている。

企業に、採用ターゲットとしている学校群があるか尋ねたところ、52.3%(対前年度比4.2pt増)が「ある」と回答した。特に製造業は67.2%とその傾向が強い。

「理系の学生をターゲットとしているか」では製造業の56.2%が「理系の採用枠を設定している」と回答した。学科系統別では「機電系」をターゲットとしている企業が54.5%と半数を超えている。他の学科は業界によってニーズが異なるが、「学科は問わない」という回答は16.6%と少数派だった。

面接で不合格になったことを通知しているか聞くと、90.9%が「できるだけ通知している」と回答した。不合格の理由については「できるだけ通知している」は10.1%で、約6割(59.1%)は「通知すべきではないと思う」と回答している。

面接で不合格になったことを通知しているか