明石家さんまが司会を務める毎日放送のバラエティー番組『痛快!明石家電視台』(毎週月曜23:53~)の放送1100回記念スペシャルに、お笑いコンビの爆笑問題がゲスト出演することとなりこのほど、大阪市内の同局で行われた収録に参加した。

『痛快!明石家電視台』1100回SPでトークを披露した明石家さんまと爆笑問題

1100回目にあたる5月5日、翌週の12日と2週にわたって放送される記念スペシャル。5日放送分では、同番組の名物コーナー「なにをきくねん」の枠を拡大し、スタジオの観客からの質問に答えながら爆笑問題とさんまがたっぷりとトークを繰り広げる。3月31日に放送された『笑っていいとも!グランドフィナーレ』(フジテレビ系)で、とんねるず、ダウンタウンらと"奇跡の共演"を果たした裏話を聞く質問には、さんまが「俺もタモリさんとスタッフにハメられたとこある。出番は15分の予定やったのに、引き延ばされて1時間20分もおってんで(笑)」と想定外の出来事だったことを告白。一方、石橋貴明に「行くぞ!」とうながされてスタジオに"乱入"したことを明かした太田は「俺がワチャワチャしてタモリさんの舞台を汚すのは悪いと思ってた。その申し訳なさもあって、なんとか盛り上げようと、田中康夫を投げ飛ばしました」とぶっちゃけ、笑いを誘っていた。

さらにトークでは、さんまが60歳での引退をほのめかしていると報じられていることに太田が触れ、「かっこいい引き際を考えてるんでしょうけど、ズルズルになるまで出続けて欲しい」と直訴する一幕も。また、12日放送分では、間寛平、村上ショージ、中川家ら同番組のレギュラーメンバーとも共演。中川家・礼二が披露するモノマネを太田が田中にムチャぶりするなど、寛平らと競うようにボケを繰り出して収録を盛り上げた。

収録を終えた爆笑問題は、太田が「ずっと楽しくて、まだまだやりたい。このまま終わりたくないような気持ち。さんまさんと一緒に番組ができるのはテンション上がります」と興奮冷めやらぬ様子で感想を。田中は「これだけガッツリさんまさんと共演する機会はなかなかない。僕らにとって雲の上の存在のさんまさんに突っ込んでもらっているのが、信じられないという素人時代に戻ったような気持ち。幸せな時間でした」と感激しきりだった。

また、さんまの"60歳引退説"について話しがおよぶと、太田が「さんまさんが余力を残してトップのまま辞めてしまうのは、さんまさん的にはかっこいいけど、それで場所を空けられても我々後輩はかっこ悪すぎる」とコメント。「ボロボロになるまでやってもらわないと困るよと。さんまさんにもそうですし、タモリさんや(ビート)たけしさんに対してもそう思ってますね」と語り、お笑い界を牽引し続ける"BIG3"への熱い思いを吐露していた。