日本コンピュータ・ダイナミクスは、埼玉県さいたま市および東京都立川市の駐輪場の指定管理者(※)として、約1.5万台の駐輪場の管理・運営を4月1日より開始した。さいたま市では、自治体の駐輪場において初めてWeb活用の駐輪場サービス「ECOPOOL」も導入する。
24時間365日対応のサポートセンター設置
同社は10年以上に及ぶ駐輪場の管理運営ノウハウと独自の管理システムを元に、駅や駐輪場ごとに最適な対応策を実施。システム化によって得られる利用実績データを活用して適切な管理運営を行うほか、利用者の要望を反映しながらサービスの向上も図っている。また、24時間365日対応のサポートセンターも設置している。
埼玉県さいたま市では、自治体の駐輪場において初めてとなる「ECOPOOL(特許出願中)」を導入している。「ECOPOOL」はWebを活用した駐輪場サービスで、駐輪場の利用者は、24時間いつでもどこからでも契約・更新・解約を行うことが可能。駐輪に伴った料金はクレジットカードやコンビニエンスストア、銀行ATM等で決済できる。
また、同システムは自治体側にとっても、管理室での受付・集金業務といった大きな管理コストを削減できるというメリットもある。管理室での現金受け渡しを必要としないため、現金管理の安全性や集金の正確性が確保できる。
対象施設(計6施設/3,219台)は、南与野第1自転車駐車場、南与野第2自転車駐車場、与野本町第1自転車駐車場、与野本町第2自転車駐車場、与野駅西口臨時自転車駐車場、けやきひろば自転車駐車場。
東京都立川市では18施設管理
東京都立川市では、18施設のうち8施設に対して電磁ロック式の駐輪機を設置した。24時間支払いができ、電子マネーによる決済や共通プリペイドカードによる支払いも可能になり、利便性も増すという。
立川市駐輪場(有料自転車等駐車場)は、立川駅北口第一有料自転車駐車場、立川駅北口臨時有料自転車駐車場、立川駅北口第三有料自転車等駐車場、立川駅西地下道有料自転車駐車場、立川駅南口第一有料自転車駐車場、立川駅南口第二有料自転車等駐車場、立川駅南口第三有料自転車駐車場、立川駅南口第四有料自転車駐車場など計18施設(1万1,687台)。
※「公の施設」(地方公共団体が設置した文化・教育施設、都市公園、駐輪場等)の管理・運営を、民間企業・財団法人・NPO法人・市民グループなど法人その他の団体が包括的に代行する制度