ユーグレナとイトーヨーカ堂は15日、全国のイトーヨーカドー165店舗にて、日本初となるユーグレナ入り食品コーナーの展開を開始した。
59種類の栄養素を持つ"ミドリムシ"
ユーグレナ社が生産、販売する藻の一種"石垣産ユーグレナ(和名:ミドリムシ)"は、植物と動物の両方の性質と、59種類の栄養素を含むことで注目されているという。
両社を中心に、ユーグレナを配合した食品の商品化によって、現代人に不足しがちな栄養をより手軽に補足してもらうことを目指して、賛同した食品メーカーとともに「ミドリムシカラダに委員会」を立ち上げた。ユーグレナを配合した商品を開発し、オリジナルロゴ付きのパッケージで、全国のイトーヨーカドーで展開する。
第1弾となる今回は、カゴメ、ロッテ、カルビー、ブルボン、永谷園、岩塚製菓、理研ビタミン、モントワールの食品メーカー8社が同プロジェクトに賛同。日本初となる、ユーグレナ入り野菜飲料やガム、即席味噌汁、わかめスープを含む9品が商品化され、全国のイトーヨーカドー165店舗でコーナー展開される。ユーグレナ入りの食品が複数品目で、全国一斉に展開されるのは初の取り組みとなる。