アンケートサイト「Qzoo」を運営するゲインは4月、男女500人を対象に「トクホ(特定保健用食品)商品に関する意識調査」を実施した。

健康に対する関心の有無

健康に関心のある人は8割以上

まず、健康に対する関心の有無について尋ねたところ、「とても関心がある」(25.6%)、「ほどほどに関心がある」(58.0%)と関心がある人の合計は8割を超えた。性別・年齢別でも大差はなく、生活の節目に健康への関心が高まる傾向が読み取れる。

次に、トクホ商品を摂取するようになったきっかけについて聞くと、「ただなんとなく」(45.4%)と回答した人が最も多く、次いで「健康増進・維持に関心が高いから」(22.4%)、「健康診断で気になる結果が出たから」(11.8%)との回答が続いた。

トクホ商品を摂取するようになったきっかけ

不満は「値段が高い」、理想は「味がおいしい」

トクホ商品に求める効果について尋ねると、「中性脂肪などの脂肪対策」(45.2%)と男女共にほぼ半数の人が回答した。以下の回答は男女間で差が生じ、男性では2位「血圧対策」(16.0%)、3位「血糖値対策」(14.0%)となり、女性は2位「整腸対策」(19.6%)、3位「コレステロール対策」(13.2%)となった。

トクホ商品に求める効果

既存のトクホ商品に感じている不満について聞くと「値段が高い」(68.2%)が約7割となった。その他の不満は「あまり効果が期待できない」(31.8%)、「どんな効能があるかわかりづらい」(22.0%)、「味がおいしくなく、続けにくい」(15.0%)が続いている。

年齢別・性別で見ると、20代・30代女性では「味がおいしくなく、続けにくい」と回答した人が2番目に回答が多くなっており、若い女性ほど効果よりも、おいしく長く続けられる事を重視する傾向にあることが判明した。

また、欲しいと思うトクホ商品について尋ねると、1位は「味がおいしく、続けやすいトクホ商品」(59.2%)、次いで「1つの商品に複数の効果が備わっているトクホ商品」(46.4%)という結果になった。