Cerevoは16日、同社が販売しているライブ配信機器「LiveShell PRO」の機能強化を実施した。ユーザーは無料でアップデート可能。ベータ機能とはなるものの、YouTubeのライブストリーミング機能「YouTube Live」利用時に、一連の作業を管理用UI「Dashboard」で一括操作できるようになった。
「LiveShell PRO」は、ビデオカメラなどと接続し、Ustreamなどのライブ動画配信サービスにリアルタイムで最大720pの高画質映像を配信できる機器。従来、LiveShell PROでもYouTube Liveは利用できたが、利用にはYouTube Liveの設定をLiveShell PRO側に再度設定する必要があったり、「Dashboard」でプレビュー表示ができなかったりする課題があった。
今回のYouTube Live対応強化により、YouTube Liveのイベント作成から配信、プレビュー表示などの一連の操作をDashboardで一括操作できるようになった。同機能はベータ版となり、一部環境でプレビュー表示がされない場合がある。同社は原因確認のうえ、問題を修正した正式版を今後リリースする予定。