2つの人気シリーズが合体した12.5型2in1 - レノボ・ジャパン「ThinkPad Yoga」
人気シリーズの「ThinkPad」に、液晶ディスプレイが360度回転するコンバーチブルモデルがラインナップされた。レノボ・ジャパン「ThinkPad Yoga」は、2軸の特殊なヒンジ機構によって4種類のスタイルに変形できる12.5型のUltrabookだ。
可動ギミックは同社の2in1 Ultrabook「Yoga」シリーズと同じで、「ThinkPad」の使い勝手と「Yoga」の柔軟性を兼ね備えた、いいとこ取りのモデルに仕上がっている。タブレットスタイル時にキーボードのフレームが自動的にせり上がり、キーを保護する「Lift'n' Lock(リフトンロック)」機構もユニークだ。
液晶ディスプレイのサイズは12.5型で、解像度は1,366×768ドット。CPUにはIntel Core i3-4010U(1.70GHz)を採用しており、メモリはDDR3L 4GB、ストレージには500GBハイブリッドHDDを搭載している。より高いスペックを求めるなら、直販サイトでパーツ構成をカスタマイズするといいだろう。さらにオプションとして、1024段階の筆圧感知に対応したワコム製デジタイザも用意されている。
インタフェースとしてはUSB 3.0×2、miniHDMI、microSD/SDHC/SDXCカードリーダなどを用意。通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0に対応している。特徴的なのは、別売りのドッキングステーション「ThinkPadOneLinkドック」用の接続端子「Lenovo OneLink」を設けている点だ。ドッキングステーションを追加するとインタフェースを拡張でき、USB3.0×2やUSB.20×2、有線LAN、HDMIなどが使える。
本体のサイズはW316.6×D221×H18.8mm、重量は約1.61kg。12.5型としてはやや重い点が気になるところだ。バッテリ駆動時間は約12.3時間とスタミナ面では十分。シリーズのシンボルでもある赤いポインティングスティックを始めとした「ThinkPad」らしさを求める人にうってつけのモデルと言える。
製品名 | ThinkPad Yoga(20CD00BJJP) |
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量販店価格 | 直販のみ117,000円前後 |
OS | Windows 8.1 Pro 64bit |
CPU | Intel Core i3-4010U(1.70GHz) |
メモリ | DDR3L 4GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics 4400(CPU内蔵) |
ストレージ | 500GB ハイブリッドHDD |
光学ドライブ | - |
ディスプレイ | 12.5型、1,366×768ドット、IPS |
タッチパネル | ○(10点マルチタッチ) |
有線LAN | - |
無線LAN | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
センサー | 加速度、照度、地磁気、ジャイロ |
Webカメラ | フロントHD 720p |
主なインタフェース | USB 3.0×2、miniHDMI、Lenovo OneLink(ドッキングステーション接続用)、ヘッドホン出力、microSD/SDHC/SDXCカードリーダ |
バッテリ駆動時間 | 約12.3時間 |
本体サイズ | W316.6×D221×H18.8mm |
重量 | 約1.61kg |