LGエレクトロニクス・ジャパンは4月15日、液晶テレビ「LG Smart TV」の新製品として「LB5810」「LB57YM」「LB491B」の3シリーズ、計7モデルを発表した。発売は4月中旬で、価格はいずれもオープン。
ラインナップは「LB5810」シリーズが47V型「47LB5810」(推定市場価格114,000円前後)、42V型「42LB5810」(同87,000円前後)、32V型「32LB5810」(同60,000円前後)の3モデル、「LB57YM」シリーズが47V型「47LB57YM」(同108,000円前後)、42V型「42LB57YM」(同83,000円前後)、32V型「32LB57YM」(同58,000円前後)の3モデル、「LB491B」シリーズが28V型「28LB491B」(同54,000円前後)の1モデルのみとなっている。
いずれも「LG Smart TV」シリーズのエントリークラスに位置付けられるモデル。表示画素数は「28LB491B」のみ1,366×768ドット、それ以外が1,920×1,080ドット(フルHD)だ。
スマートフォンやタブレット端末との連携が重視されており、Wi-Fi(無線LAN)接続したスマートフォンやタブレット端末などで再生している動画をテレビに映したりできる「Miracast」や、テレビの映像をリアルタイムでモバイル機器へ転送する「2nd Display」機能を備えている。また、2013年4月発表のモデルと同様に、「Tag On」機能も搭載。付属の「Tag On ステッカー」をNFC(近距離無線通信)対応のモバイル機器にかざせば、放送中のテレビ画面をスマートフォンに表示させたり、スマートフォンを使用してテレビ操作を行ったりできる。なお、Tag On機能を使用するには、専用アプリ「LG TV Remote」が必要。
「LB5810」シリーズの3モデルのみWi-Fi機能を内蔵し、他モデルは別売のWi-Fiアダプターが必要となる。搭載するチューナー数はいずれも地上/BS/110度CSデジタル×各2基となっている。いずれもUSB接続の外付けHDDへの録画にも対応し、裏番組録画も可能だ。シリーズごとのその他の違いは、「LB5810」シリーズと「LB57YM」シリーズがパネルにIPSを使用しており直下型LEDバックライトであるのに対して、「LB491B」シリーズがパネル非公表、エッジ型LEDバックライトである点。「LB5810」シリーズと「LB57YM」シリーズではHDMI端子とUSBポートをそれぞれ3基を搭載するのに対して「LB491B」シリーズのHDMI端子では2基ずつとなっている点も異なる。
シリーズ名 | 「LB5810」シリーズ | 「LB57YM」シリーズ | 「LB491B」シリーズ |
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パネル | IPS | ― | |
表示画素数 | 1,920×1,080ドット | 1,366×768ドット | |
バックライト | 直下型LEDバックライト | エッジ型LEDバックライト | |
視野角 | 178度 | ||
画像処理エンジン | トリプルXDエンジン | ||
実用最大出力 | 20W | 10W | |
スピーカー | フルレンジ | ||
HDMI入力 | 3系統 | 2系統 | |
コンポーネントビデオ入力 | 1系統 | ||
光デジタル音声出力 | 1系統 | ||
ヘッドホン出力 | 1系統 | ||
USBポート | 3基 | 2基 | |
LANポート | 1基 |