小僧寿しシカゴピザは「寿し専門店」+「ピザ専門店」+「どんぶり専門店」の3ブランド複合テイクアウト店の実験を、小僧寿し2店舗で5月より開始する。

「小僧寿し」「シカゴピザ」「どんぶり名人」がひとつの店舗に

千葉県と埼玉県の小僧寿しでスタート

今回の試みは嗜好が異なるブランドを併設することにより、同商圏内でこれまでの客層とは異なる顧客の需要を掘り起こし、店舗収益の改善や今後の既存店の活性化させることを狙いとしている。

対象店舗は、「小僧寿し」「シカゴピザ」、シカゴピザが展開する「どんぶり名人」で、3ブランド複合テイクアウト店は業界初の試みとなる。5月12日には小僧寿し手賀沼公園店(千葉県我孫子市)、13日には小僧寿し東松山新明店(埼玉県東松山市)で先行実験を開始する。

「小僧寿し」ではおいしさの追求をコンセプトに品質レベルを向上させた商品を提供。本鮪を特上商品に盛り込み、「ノルウェー産生サーモン」「コラーゲン生かんぱち」「近海産生アジ」は、店内でネタの切りつけを行う。玉子は業界初の試みとして、「ヨード卵・光」を使用する。

「シカゴピザ」は"宅配より買いやすく、ある程度ボリューム感を持たせた商品"をコンセプトに、薄手クラフト生地とMサイズに絞りこんで展開。人気イタリアン系(3品)、スタンダード系(1品)、子供向け(1品)の5品を用意(980円~1,580円/税別)する。

「どんぶり名人」は揚げたてにこだわり、競合する弁当店やスーパーマーケットクラスの値ごろ価格で提供する。ハイ(2品)、ロー(2品)のプライスゾーンを設定し、手ごろでボリューム感あるどんぶりを販売する(550円~780円/税別)。

両社では年内目標として3ブランド複合テイクアウト店舗を20店以上出店することを計画している。