俳優のトム・クルーズ主演最新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(7月4日公開)の予告映像が15日、公開された。

予告映像とともに公開された『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の場面写真

本作は、2004年に発行された桜坂洋氏の小説『All You Need Is Kill』をもとに映画化されたハリウッド・アクション・エンターテインメント超大作。主演は、『ミッション:インポッシブル』シリーズで知られる俳優のトム・クルーズと、『プラダを着た悪魔』などに出演する女優のエミリー・ブラントが務め、『ボーン・アイデンティティー』『Mr.& Mrs. スミス』『ジャンパー』のダグ・ライマン監督がメガホンをとる。

本作の舞台は、侵略者から襲撃を受けている近未来の地球。現在の人類の軍事力では、その攻撃に耐えうる術はなく、対侵略者の任務に就くことになったウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)はすぐに戦死してしまう。しかし、ケイジは不可思議なタイムループの世界にとらわれていることに気づく。戦闘と死が繰り返される世界に、やがて希望の光が差す。女性戦闘員のリタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)と共に戦闘と死を繰り返す中で、ケイジの戦闘技術が向上していく。

今回解禁された映像では、ケイジとリタの関係性が浮き彫りに。戦死した後に意識を取り戻すと、戦闘に向かう前の時間へ戻るというタイムループから抜け出せないケイジは、リタと共に同じ日を幾度となく過ごす。戦場から離れた民家で2人が過ごすシーンも公開され、コーヒーを入れる場面では、ケイジは彼女のために砂糖を用意する。その行動を巡り「何回目」とリタに聞く。彼女は、ケイジがすでにこの場面を体験しているというタイムループに気づく。

戦場での生と死を繰り返すケイジと、彼を成長させることで侵略者たちの地球征服を阻止しようとするリタ。映像には、「僕は兵士ではない」「あなたは武器よ」という、無限のタイムループを繰り広げるケイジとリタの謎めいた会話も収められている。予告映像と共に、初出しとなる場面写真も公開された。

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