日本郵便と三越伊勢丹ホールディングスは14日、カタログ通販の共同出資会社「JP三越マーチャンダイジング(以下、JPMM)」を2014年4月1日付で設立したと発表した。

JPMMでは、日本郵便の子会社である郵便局物販サービスと、三越伊勢丹ホールディングスの子会社である三越伊勢丹通信販売の既存事業を引き継ぎ、将来的には総合カタログ通販企業を目指すという。資本金は5,000万円で、出資比率は、郵便局物販サービスが60%、三越伊勢丹通信販売が40%。代表取締役社長は武富靖直氏。

16日から、JPMMが商品を提供し、郵便局物販サービスが販売者となるJPセレクト「誕生祭」カタログを全国2万局以上の郵便局とネットショップにて展開する。同カタログは、日本郵政グループと三越伊勢丹グループが共同提案する非食品分野の商品を中心とした「JPセレクト」カタログの創刊号となり、40代以上を主なターゲットにしているという。

販売概要(出典:三越伊勢丹ホールディングスWebサイト)

「誕生祭」取扱商品は、衣料品、服飾雑貨、健康食品、キッチン用品、アイデアグッズ。申込受付期間は6月30日まで。商品は4月25日頃から順次ゆうパックで配送する。