「更年期障害に対する不安はありますか?」

ベネッセコーポレーションが運営する口コミサイト「ベネッセウィメンズパーク」の編集部は、全国の35歳~59歳までの女性2,086名を対象に、「女性のアンチエイジングと更年期」に関する調査を実施し結果を発表した。調査期間は1月24日~2月4日。

女性の8割以上が更年期に不安

「更年期障害に対する不安はありますか?」と質問したところ、「とてもある」(27.0%)、「まあまあある」(52.7%)と、約8割の女性が更年期障害に対して何らかの不安を感じていることがわかった。

更年期障害への対策、約半数が「まだ行っていない」と回答

「更年期障害についてなにか対策は行っていますか?」

「更年期障害についてなにか対策は行っていますか(複数回答)」と聞いたところ、「規則正しい生活をしている(18.1%)」、「食事に気をつけている(17.1%)」、「ストレス解消をこころがけている(17.1%)」などの回答が並ぶ中、最も多かったのは「対策をしようと思っているがまだなにも行っていない(46.7%)」だった。8割が不安だと回答する一方で、約半数の人がなんの対策も行っていないことが分かった。

更年期対策=エイジングケアで注目の成分とは

「エイジングケアの成分で知っているものを教えてください」

更年期障害は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が大きく関わっており、女性ホルモンには、肌の老化を防止したり、骨を丈夫に保つといった働きがあるという。つまり、更年期対策はエイジングケアとイコールとも言えるのだそう。

エイジングケアと一言で言っても、スキンケアや食事、運動にサプリメントなど方法はさまざま。そこで、スキンケアやサプリメントなどの商品を購入する際、どんな成分が入っているものを選んでいるのかを調査した。

「エイジングケアの成分で知っているものを教えてください」と質問したところ、「コラーゲン(92.7%)」「ヒアルロン酸(91.9%)」「コエンザイムQ10(87.9%)」「イソフラボン(86.8%)」「ビタミンC(85.0%)」という結果となった。

「イソフラボン」に含まれている「エクオール」という成分には、女性ホルモンと似た働きがあり、更年期障害の症状緩和や、美容効果などが期待されているという。