JR東日本は14日、渋谷駅改良工事の本体工事に先立ち、作業ヤード整備などの準備工事に着手すると発表した。

JR東日本発表による渋谷駅改良工事の概要

今回着手するのはその他、埼京線連絡通路改修工事、線路仮受工事など。渋谷駅改良工事は、同社が計画している渋谷駅周辺整備の一環で、乗換利便性向上を目的とした埼京線ホーム・山手線ホームの並列化、山手線ホームの1面2線化、コンコースの拡大、バリアフリーの拡充、東西を横断する自由通路の整備、国道246号拡幅に合わせた橋りょうの架替えなどがおもな内容となる。

同工事により、災害に強く、歩いて楽しい観光文化都市「渋谷」の実現をめざし、交通結節機能の強化などを図るとしている。今後は準備工事と並行して、関係者との調整や本体工事施工方法の検討を進め、2015年度中の本体工事着手をめざす。