AKB48の公式ライバルユニット・乃木坂46の伊藤万理華が、映画監督・熊坂出氏の小説の表紙デザインを手掛けたことが14日、明らかになった。

伊藤万理華が手掛けた小説『羽ばたくシガイ』の表紙デザイン

伊藤は、2011年8月に1期生として同グループに加入。最近では、8thシングル「気づいたら片想い」(4月2日発売)のアンダーメンバー曲「生まれたままで」でセンターを務めた。絵を描くことが趣味で、今年3月17日付のブログでは「芸術大学に進学することになりました。乃木坂46の活動もしながら大好きな芸術を少しでも学びたいと思います」と報告していた。

伊藤が手がけるのは、映画『パーク アンド ラブホテル』で日本人初のベルリン国際映画祭最優秀新人賞を受賞したことでも知られる熊坂監督の短編小説『羽ばたくシガイ』。熊坂監督が、乃木坂46の8thシングル「気づいたら片想い」の特典ドキュメンタリー映像「乃木坂の4人」を担当したことがきっかけで、今回のコラボレーションが実現した。

同小説は、熊坂監督が長編第2作映画『リルウの冒険』(8月9日公開)の撮影中に着想したもの。推薦文を作家・重松清が寄稿し、ポケモン主題歌などで知られる作詞家・戸田昭吾氏がタイトルを命名した。同小説は、15日から熊坂監督のオフィシャルホームページで連載される(毎週土曜日更新の全5回)。