トリンプ・インターナショナル・ジャパンでは、2008年より不定期で「寝る時と下着」に関するアンケート調査を実施している。このほど、「寝る時専用ブラジャー」についての調査結果を発表した
「ノンワイヤーブラ」の着用者が増加
まず、寝る時にブラジャーまたはカップ付きインナーを着用しているか尋ねたところ、2008年では「毎日着ける」「時々着ける」合わせて28.7%だった。しかし、2009年には33.6%、2012年には40.6%、2014年には50.0%と、6年間で着用率が約2倍に増加していることが分かった。
寝る時に着用するブラジャーのタイプについては、2008年では75.3%が「ワイヤー入りブラ」だったが、"寝る時に「ワイヤー入りブラ」を着用することはよくない"という認識は広まってきていることから、2009年に55.0%、2012年に50.7%、2014年には50.0%と年々減ってきている。
就寝時にワイヤー入りブラを着用する人は減っているという結果が出たが、それでも約半数の割合で着用している。ワイヤー入りブラを着用する理由については「バストの形が崩れそうな気がする」(43.0%)、「着けていないと落ち着かない」(25.5%)などが主な理由だった。
一方、「ノンワイヤーブラ」にの着用率に関しては、2008年は16.1%だったのに対し、2009年には27.5%、2012年には26.1%、2014年には31.5%と年を追うごとに増加している。
また、就寝時にブラジャーを着用(「毎日着ける」「時々着ける」)する人に、寝る時専用ブラジャーを持っているか尋ねたところ、2009年は6.8%、2012年は11.7%、2014年は12.8%だった。所有率は約1割強と低いが、「寝る時専用のブラジャーがあれば欲しいですか?」という問いには、81.5%がほしいと回答しており、その割合は昨年に比べて増えている。