そごう美術館、読売新聞社は12日~5月18日、「絵本原画展 きかんしゃトーマスとなかまたち」を開催している。
「きかんしゃトーマス」の絵本原画約340点を展覧
同展は、世界中で愛されている"きかんしゃトーマス"の原画展。
"きかんしゃトーマス"は、イギリスの牧師ウィルバート・オードリーが、病気で寝込んでいた息子のために作った蒸気機関車のお話から生まれた。架空の島ソドー島を舞台にしたそのストーリーは1945年、「The Railway Series」としてイギリスで出版され、色鮮やかな挿絵とともに人気を博し、世界各国で翻訳された。1973年には日本でも「汽車のえほん」シリーズとして発行された。その後、1984年にイギリスでTVシリーズ「きかんしゃトーマスとなかまたち」が登場。世界185地域、30カ国語で放送され、日本では1990年に放送が開始された。
同展では、ウィルバートが手掛けた「汽車のえほん」シリーズのうち、3組4名の画家(レジナルド・ダルビー、ジョン・T・ケニー、ガンバー&ピーター・エドワーズ夫妻)が描いたものをはじめ、息子クリストファーが受け継いだ日本未出版の「汽車のえほん」シリーズを含めた絵本原画約340点を展覧。併せて、ウィルバートの直筆資料やTVシリーズの撮影で使用された機関車車両も展示し、"きかんしゃトーマスとなかまたち"の楽しい世界を紹介する。
また展示室内にトーマスのプラレールや、手にとって遊べる木製レールジオラマが登場。そのほか、「原鉄道模型博物館×そごう美術館」のコラボ企画として、原鉄道模型博物館所蔵「きかんしゃトーマスとなかまたち」のモデルとなった機関車などの模型を特別展示する。
開催日時は、4月12日~5月18日 10時~20時(入館は閉館の30分前まで)。会場は、そごう美術館(神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階)。入館料は、大人800円、大学・高校生600円、中学・小学生300円、未就学児は無料。
なお同展開催期間中に、同展のチケットを原鉄道模型博物館(神奈川県横浜市西区高島1-1-2)で提示のうえ入館すると、同博物館オリジナルグッズがプレゼントされる。また、原鉄道模型博物館のチケットをそごう美術館で提示のうえ入館するとグッズがプレゼントされる。