トーストは「角から食べる」人が圧倒的多数

トースト総合研究所はこのほど、「トースト(パン)の思い出に関する調査」の結果を発表した。

同調査は、全国の20代~60代までの男女を対象として3月26日~28日にインターネット上で実施。500名の回答を得た。

全体の90%がトーストを「角」から食べていることが判明

「トーストはどのように食べますか」という質問をしたところ、90%の人が「角から食べる」と回答した。

「真ん中から食べる」という人は4.4%と最も少なく、それよりも一手間かかる「折り曲げて食べる」が5.6%とやや多い結果となった。

パンを口にくわえて家を出たことがある人がクラスに1人はいる!?

パンを口にくわえて家を出る人は現実にも存在。誰かとぶつかったかどうかは不明

ドラマやアニメでよくある、朝、急ぐためにトースト(食パン)を口にくわえたまま家を出るというシーンは本当にあるのか、または見たことがあるのかを聞いたところ、「自分が経験した」が4.2%、「やっているのを見たことがある」が6.4%という結果になった。30人のクラスでいえば、1人は経験をしていて、2人はその光景を見たことがある、ということになる。

学校給食のパンを机の中にしまったことがある人は3割以上

給食のパンを丸めて食べたことがある人は4人に1人

学生時代を振り返り、「机の中にパンをしまったことがありますか」という質問に対しては、「ない」が69.4%、「ある」が30.6%だった。自由回答では、「小学生の時、クラスの男子はよくパンを机の奥に突っ込んだままにしていてパサパサになっていた」「給食のパンをランドセルに入れて持ち帰ろうとしたが、忘れてしまいいつの間にか固くなっていた」などのエピソードが寄せられた。

また、「丸めて固くして食べたことはありますか」という問いでも「ない」との回答が多いものの、約4分の1となる25.2%が「ある」と回答した。

トースターで失敗したことがある人は8割

「焼いていること自体を忘れた」という人も意外に多い

「経験したことがあるトーストの失敗」を聞いたところ、「うっかり放置してしまい焦がしてしまったことがある」という人が48.2%と最も多いことがわかった。次いで多かったのは37.4%で「タイマー設定を誤り、焦がしたことがある」だった。失敗したことがない人は21.8%しかいないことから、大多数が何かしらの失敗をし、その多くがトースターの焼き上がるタイミングを誤ってしまうことで、失敗につながっているということがわかった。

トースター以外で食パンを焼いたことがあるもの、1位は「フライパン」

フライパンで焼くのはフレンチトーストか

食パンをトーストするにあたって、「オーブントースター以外に使用するものはあるか」を聞いてみたところ、最も多かったのは45.8%で「フライパン」。以下、「レンジ」が33.0%、「魚焼きグリル」が22.6%となった。その他少数意見をみてみると、「石油ストーブの上」や「たき火」といった回答も寄せられた。

「一生これしか食べられないとしたら」、選ぶのは「米」

パン食が日常になっても、日本人はやはり「米」

「一生これしか食べられないとしたら何を選びますか」という質問をしたところ、1位は米類、2位はパン類、3位は麺類という結果となった。また、「一生食べることができなくなるとしたら何を選びますか」という問いでは、1位が麺類、2位がパン類、3位が米類となった。