イプサは、20~40代の男女624人を対象に、暖かくなるにつれて気になる「顔のテカリ」に関する意識調査を実施し結果を発表した。調査は、東京、大阪でフルタイムで働く社会人男女を対象に、3月20日~23日に行われた。
初対面で「顔のテカリ」はマイナスイメージ?
調査ではまず、初めて会った異性の顔(額や鼻など)がテカっていた場合、どのような印象を持つかについて聞いた。全体で63.3%の人がマイナス印象を持つと回答した。年代で比較してみると、男性、女性ともに20代の若年層がそれぞれが69.2%と76.0%と高く、若年層ほど初対面の第一印象で顔のテカリを意識する傾向が見られた。
具体的なマイナスイメージとして、「清潔感がない、不潔」「加齢臭がしそう」などの意見が、プラスイメージとしては、「若い」、「元気でいい」などの意見が見られた。
「顔のテカリ」を気にする視線の先は「男性は女性」、「女性は女性」
続いて、自分の顔(額や鼻など)がテカっていた場合に気になるかを尋ねたところ、全体で80.8%の人が 「気になる」と回答した。年代別でみると、特に自分のテカリを気にしている年代は、「30代女性」で約9割(90.4%)が気になると回答した。 また、日常的なテカリ予防・対策について尋ねたところ、およそ半数の50.6%の人は「何もしていない」と回答。顔のテカリが気になる反面、予防や対策は行っていないことがわかった。
さらに、自分の顔がテカっていた場合、気にする相手は誰の前なのかの問いに対して、男女差で比較したところ、最も多く回答したのは、男女とも「恋人・配偶者の前」(男性58.0%、女性68.9%)だった。次に男性は「異性の知人」(52.9%)、「異性の他人」(34.6%)と続くにの対し、 女性は「同性の知人」(67.3%)という結果になった。男性は「異性=女性」の目を、女性は「同性=女性」の目を意識しているということがわかった。
顔のテカリを拭いてあげたい芸能人
顔(額や鼻など)のテカリを、「ぜひ拭いてあげたいと思う」芸能人・著名人について聞いたところ、男性タレントの1位は福山雅治さん、2位福田充徳さん(チュートリアル)、3位木村拓哉さんという結果になった。女性タレントの1位は綾瀬はるかさん、2位は石原さとみさんと北川景子さんが同数でランクインした。
男性タレントで1位となった福山雅治さんを選んだ人からは、「汗も油もさわやかそう」(48才)、「パーフェクトな人なので顔がテカっていることは許せない」(45才)といったコメントが寄せられた。
拭きたくないタレント編では、男性1位は出川哲朗さん、女性は和田アキ子さんと森三中が同票で1位となった。