ザラホーム・ジャパンは11日、「ZARA HOME AOYAMA」を東京都・青山(東京都港区)にオープンする。10日に行われた内覧会では、今シーズンの最新アイテムをいち早くチェックすることができた。オープンに沸き立つ模様をお伝えしたい。
国内3店舗目
ZARA HOMEは、スペインに本拠地を置くアパレルメーカーInditex社の下で2003年に創立されたインテリアファッションブランド。同店は、2013年4月に日本初上陸したグランフロント大阪店、ららぽーと横浜店に続く国内3店舗目となる。
店舗の敷地は約100平方メートルと国内最大級で、総数約4万点の商品が並ぶ。商品はシーズンごとに変わり、現在は春夏のコレクションが展開中。週2回の入荷があるため商品の入れ替えも激しいが、基本的な商品は変わらずに取り扱っているとのこと。
今シーズンは4種のコレクション
今シーズンのコレクションは、「アマゾニア」「アクアリウムガーデン」「トルコ」「バリ」の4種。実際にそれぞれの売り場を歩いてみた。
「アマゾニア」のエリアは白や緑が印象的で、はつらつとした雰囲気。同ブランドがこの夏一番オススメしているという夏らしい商品が展開されていた。トロピカルなイメージの商品が並んでいる。今にもリゾートに出かけたくなるような空間だった。
「アクアリウムガーデン」は、庭園やパステルトーンに影響を受けたコレクションとなっている。花やチョウがあしらわれたファブリックには繊細さが漂っていた。
「トルコ」は、「イズニック陶器」に使われているブルーを基調としたタイプと、茶色とウマのモチーフをテーマにしたタイプの2種類が展開されていた。
「バリ」のコレクションは、インドネシアとインドネシアの染織工芸にインスパイアされているという。貝殻や動物のモチーフが中心だ。
キッズエリアを充実
また、同店で充実させているコーナーの一つにキッズエリアがある。新生児から12歳までを対象としており、年齢ではなくコレクションごとに商品を並べている。
現在展開されているのは、ペイズリー柄などを用いた「ウエスタン」、花やカメレオン、カメをあしらった「サマーフェスティバル」、アマゾン風モチーフの「トロピカルガーデン」、ポイントで刺しゅうをあしらうなどハンドメイドも扱った「クラシック」の4種類。
ザラホーム・ジャパン広報担当者によれば、同ブランドのコア層は20代後半~30代女性だが、キッズエリアの充実や立地から、同店は家族で楽しんでもらうこともできるのではないだろうかとのこと。「トレンドをインテリアに落とし込んでいる商品もあるので、洋服を変えるようにインテリアを楽しんでもらいたい」と話してくれた。
場所は、東京都港区南青山5-1-22 1F。営業時間は、月曜日~土曜日が11時~21時。日曜日と祝日が11時~20時となっている。