南海電気鉄道は26日から、特急「ラピート」に赤いラッピングを施し、「赤い彗星の再来 特急ラピート ネオ・ジオンバージョン」として運行開始する。映画『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』の公開と、「ラピート」運行開始20周年を記念した特別企画だという。
同列車では、地球連邦軍と敵対するネオ・ジオンの首魁「フル・フロンタル」専用機の赤色を車体へのラッピングで再現。前面や車体上部にはシールが貼れないため、実際に赤色で塗装するという。「NEO ZEON」の文字や国章も扉付近などにあしらうとのこと。
5号車(スーパーシート)の車内には、ネオ・ジオンの主要人物3人のイスを再現した「専用席」を設置。スーパーシート特急券を持っている場合に限り、自由に座って記念撮影に使用することも可能だ。
運行に合わせて、記念入場券や記念特急券引換券(レギュラーシート、スーパーシート)も26日から販売開始。記念入場券は南海電鉄の各駅窓口で、記念特急券引換券はなんば駅2階サービスセンターおよび新今宮・天下茶屋・堺・岸和田・泉佐野・りんくうタウン・関西空港の各駅で販売する。
発売額は、記念入場券が890円、記念特急券引換券レギュラーシートは1,020円、記念特急券引換券スーパーシートは1,440円。記念入場券は3,000部限定、記念特急券引換券は各5,000部限定で、いずれもなくなり次第終了となる。