東京都台東区浅草寺で4月13日に、平安時代の風雅を現代に伝える歴史絵巻「白鷺の舞」が開催される。

白鷺装束で舞い踊る 画像提供:台東区

平安の優美漂う白鷺の舞が現代に蘇る

同行事は昭和43年(1968)11月に東京100年を記念して、浅草観光連盟によって創始された。浅草寺の慶安縁起絵巻にある祭礼行列からとったものと言われ、この貴重な絵巻の「遷座供養の祭礼行列」に、白鷲の舞がその姿を現しているという。当日は武者や棒振り、餌まき、大傘、白鷲、楽人、守護童子らが、白鷺をかたどった平安装束に身をかためて舞い踊りながら一巡する。