りそな銀行は8日、「責任ある機関投資家」の諸原則≪日本版スチュワードシップ・コード≫(以下同コード)の趣旨に賛同し、信託財産等の運用業務において同コードを受け入れることを決定したと発表した。
同コードは、機関投資家が、投資先企業との建設的な「目的を持った対話」などを通じて、同該企業の企業価値の向上や持続的な成長を促すことにより、顧客・受益者の中長期的なリターンの拡大を図るために有用と考えられる諸原則を定めるもの。りそな銀行の責任投資の取組みと同コードは、趣旨・精神を共有するものであると認識しているという。
同コードは、金融庁所管の「日本版スチュワードシップ・コードに関する有識者検討会」により策定され、2月27日に公表されている。
このたび、同コードを受け入れることにより、「責任ある機関投資家」として活動する姿勢を明確化するとともに、取組みのさらなる改善を図っていくとしている。