オンラインホテル予約サイトのHotels.comはこのほど、理想のホテルに求めるアメニティーのトップ10を発表した。
昨年トップだった無料WiFiサービスは3位
同ランキング調査は世界のホテル利用者1,000人を対象に、33種類のアメニティーの中からランク付けを依頼する形式で行った。
まず、最も重要視するホテルアメニティーについては、1位に無料朝食サービス、次いで2位にレストランが続き、昨年にトップだった無料WiFiサービスは3位となった。そのほか、駐車場、喫煙スペース、ホテル到着時のロビーでのコーヒー・紅茶サービスなどがランクインした。
一方、投票数が少なかったのは、子供向けのアメニティーやペットへのサービス、ヘアサロンなどであった。また、回答者の3分の1以上(35%)がビジネス旅行者であるにも関わらず、会議場や会議室も重要視しないと考えていることが分かった。
室内アメニティー部門ではWiFiサービスが1位に
次に、最も重要視するホテル室内でのアメニティーについての調査では、無料WiFiサービスがトップとなり、2位にはシャワー付きバスルーム、3位には部屋の広さが続いた。一方、室内でも子供向けアメニティーの重要性が最も低い結果となっている。
Hotels.comブランドのアリソン・クーパー(Alison Couper)氏は、「旅行者は、自分たちの次の食事をどこで取るかにこだわっていることが今回の投票結果で明らかになった。しかし、実際にホテルの部屋にいる旅行者は、離れていても連絡を取り合うことを優先しており、WiFiサービスはなお最も重要なアメニティーとなっている」と述べている。