JR東海はこのほど、台湾高速鉄道(通称「台湾新幹線」)を運行する台湾高速鉄路と技術コンサルティング契約を締結したと発表した。
2007年に開業した台湾新幹線は、日本の新幹線システムと多くの部分を共有しており、日本の新幹線システムの初の海外輸出案件として成功を収めている。JR東海が受託したのは、南港駅への路線延伸工事におけるATCデータベースの切替などに関連する技術コンサルティングと、運行管理システムの更新計画策定に関する助言業務だという。
今後も個別の技術的課題について台湾高速鉄路と協議し、合意に至ったものについては、そのつど技術コンサルティングを受託する予定としている。
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