パナソニックは4月10日、コンパクトステレオシステム「SC-HC39」「SC-HC29」を発表した。発売は5月23日。価格はオープンで、推定市場価格は、SC-HC39が27,000円前後で、SC-HC29が19,000円前後(いずれも税別)。

「SC-HC39」と「SC-HC29」

2製品は、2013年4月に発売した「SC-HC38」「SC-HC28」の後継モデル。薄型デザインを採用しており、限られたスペースを有効活用することが可能だ。SC-HC39はフロントパネルがメタル仕様となっており、スピーカーネットにはステンレスメッシュが採用されている。

BluetoothとNFCに対応しており、スマートフォンなどとワイヤレス接続することが可能。USBポートやiPhone/iPodドック接続用端子も装備している。

低域増強のためのXBS(Extra Bass System)に、「H.BASS」と「帯域分割DRC」を追加。H.BASSは、小型のスピーカーでは再生しにくい低域を、その倍音を電子的に作り出すことで人間の耳に擬似的に聞こえるようにする技術。帯域分割DRCは、音声信号を帯域ごとに分割し、レベル差があっても歪を発生しにくくする技術だ。

SC-HC39は、デジタルアンプ「LincsD-Amp II」を搭載。また、スピーカーユニットには、竹繊維を使用した「ナノバンブースピーカー」が採用されている。

実用最大出力は、SC-HC39が20W×2で、SC-HC29が10W×2。本体サイズは、SC-HC39がW500×D92×H205mmで、SC-HC29がW400×D107×H197mm。質量は、それぞれ約2.5kg、約1.9kgとなっている。

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