ある日突然プレイヤーとなった芸能人たちが架空の世界に迷い込み、"怪生"封印を目指してミステリーゲームに挑む新番組『怪生伝 KESHOUDEN』(フジテレビ系 毎週土曜26:03~26:33)が26日にスタートすることが9日、明らかになった。

番組スタート時のプレイヤー、ジャングルポケットの斉藤慎二

プレイヤーとなる芸能人は、突然何も知らされないままあるエリアに連れてこられ、そこで出会った村人から、人の心を喰うと言い伝えられている妖怪のような"怪生"が原因で、村全体がおかしくなったと聞く。そして、"怪生"を封印する役目を引き受けることになり、さまざまな手がかりをヒントに村に仕掛けられた謎を解いて、"怪生"の封印を目指す。番組は数回放送ごとに1つの章として完結していく構成になっている。

番組スタート時にプレイヤーとなるのは、お笑いタレントのジャングルポケット・斉藤慎二と狩野英孝。斉藤は状況に混乱しながらも、遭遇する村人たちと心を通わせつつ、徐々に使命感に燃え、凛々しい表情に変わっていく。そして、斉藤の「"怪生"封印の旅」の裏では、狩野が同じエリアを舞台にあることに挑戦する。各プレイヤーのストーリーは複合的に進行しており、視聴者はそれらの現象を別の角度から立体的に楽しめる。そして、ミステリーに挑む芸能人たちの意外な素顔を見ることができる。

また、番組には、プレイヤーをサポートする動物をモチーフにしたオリジナルキャラクターが登場。プレイヤーに与えられた装備品に巻き付いているキャラクターは突然しゃべりだし、ゲームの目的を説明したり、プレイヤーに打開策をアドバイスしたりする。"怪生"に立ち向かうプレイヤーと交錯する人物やアイテムがゲームの行方を左右し、ストーリーが進むにつれ、新たな事実も明かされる。

同番組を企画したのは、フジテレビの人気バラエティ『逃走中』シリーズや『ヌメロン』を手がけてきた高瀬敦也氏。高瀬氏は「ちょっと風変わりな世界観の中にいる、出演者(プレイヤー)の普段見られない表情や言動を楽しんでいただければ幸いです」と見どころをコメント。また、「各章ごとの物語がミステリーになっていることとは別に、『怪生伝』という世界自体がどういう存在なのかをミステリーとして作っております」と明かし、「少しだけ童心に返って、放送されていない裏設定や、世界観の外側などを想像しながらお付き合いいただければ幸いです」と視聴者へメッセージを送った。

番組スタート時のプレイヤー、狩野英孝