三菱自動車は10日、中国・北京で20日から開催される『第13回 北京国際モーターショー』(一般公開は23日~29日)に、三菱汽車銷售(中国)有限公司、広汽三菱汽車有限公司、東南(福建)汽車工業有限公司と共に出展し、中国で生産・販売する車両を含む合計11車種を展示すると発表した。
同モーターショーでは、SUVの機能性と安心感を象徴する新デザインを取り入れたという2台のコンセプトカー「MITSUBISHI Concept GC-PHEV」「MITSUBISHI Concept XR-PHEV」を参考出品(中国初披露)するほか、2012年11月より中国で現地生産を開始したコンパクトSUV「ASX(日本名 : RVR)」や、2013年1月から中国で販売を開始した「アウトランダー」などを出品する。
MITSUBISHI Concept GC-PHEVは、は、3.0L V6スーパーチャージドMIVECエンジン、8速オートマチックトランスミッション、高出力モーター、大容量バッテリーなどで構成する、FRタイプのプラグインハイブリッドEVシステム(PHEVシステム)を搭載し、オールラウンドSUVに相応しい走りを実現するというフルタイム4WDの次世代ラージSUV。
MITSUBISHI Concept XR-PHEVは、ダウンサイジングコンセプトを取り入れた1.1L直噴ターボチャージドMIVECエンジン、軽量・小型・高効率モーター、大容量バッテリーなどで構成するFFタイプのPHEVシステムを採用した次世代コンパクトSUV。
2台のコンセプトカーには、次世代の情報システムを活用したコネクティッドカー技術と予防安全技術を組み合わせ、「危険を察知して安全機能を的確に作動させる」安全機能や「故障や異常を早期に発見して修理やメンテナンスを促す」安心機能を採用している。