タムロンは、広角端16mmから望遠端300mmをカバーする高倍率ズームレンズ「16-300mm F/3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO(Model B016)」のキヤノン用とニコン用を4月24日に発売することを発表した。希望小売価格は税別87,000円。ソニー用は順次発売予定としている。
16-300mm F/3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO(Model B016)は2月6日に発表された製品。発表時には発売日と価格が未定だった。APS-Cサイズのセンサーを搭載したデジタル一眼カメラ向けのレンズで、18.8倍のズーム倍率は世界初となる(2014年4月10日現在、同社調べ)。
超音波モータ「PZD(Piezo Drive)」、手ブレ補正機構「VC(Vibration Compensat)」を搭載する(ソニー用はVC非搭載)。レンズ構成は12群16枚で、ガラスモールド非球面レンズ3枚、複合非球面レンズ1枚、LDレンズ2枚、XRガラス1枚、UXRガラス1枚を使用している。
焦点距離が16-300mm(35mm判換算24.8-465mm)、明るさがF/3.5-6.3、絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、最短撮影距離は0.39m、最大撮影倍率は1/2.9。フィルター径は67mm。本体サイズは最大径が約75mm、長さが99.5mm、重量は540g。花形フードが付属する。