ドワンゴとニワンゴは10日、両社が運営する動画サービス「niconico」の「ニコニコ動画」にて、「再生前動画広告」の販売を開始した。この広告で得られた収益は、「クリエイター奨励プログラム」で提供している奨励金の原資に追加される。
「再生前動画広告」は、ニコニコ動画でユーザーが動画を視聴する際、再生前に一定の割合で動画広告が表示される商品。動画広告の表示は、広告が表示された5秒後にスキップできるほか、プレミアム会員は非表示設定を行うことも可能。ちなみに、この広告商品はニコニコ生放送には対応していない。
また、この広告の収益は、niconicoが取り組んでいるクリエイター創作活動支援制度で、投稿作品や派生作品の人気度に応じて奨励金を進呈する「クリエイター奨励プログラム」で支払う奨励金の原資に加えられる。これまで、同プログラムはプレミアム会員収入の一部のみを原資としていたが、今後はこの広告の収益の一部も追加される。