KADOKAWAは10日、3月の世界選手権をもって現役を引退したフィギュアスケート元日本代表・鈴木明子さんの初めての著書「ひとつひとつ。少しずつ。」を発売した。
鈴木さんは、2010年のバンクーバー五輪と2月のソチ五輪で2大会連続入賞を果たした。他にも27歳で世界選手権初メダルとなる銅メダルを獲得し、大会最年長記録となる28歳で全日本選手権に初優勝するなど、輝かしいキャリアを築いてきた過程で、摂食障害やスランプなどさまざまな困難に立ち向かっていたという。
同書は「逆境が人を強くする」「心の強さが技術を伸ばす」などの4つの章で構成されており、自身の体験をもとに「目立たないことをコツコツと」「そのときの自分が決めたことを信じる」といった、不安や恐怖を乗り越える方法が紹介されているとのこと。
同じくフィギュアスケートで活躍してきた織田信成さんも自身のツイッターで「皆さんもうすぐあっこちゃんの本が発売されます。絶対良い本です!! 読みましょう!! 」(原文ママ)とアピールしている。
160ページで定価は1,200円(税別)。