歌手の中島美嘉と加藤ミリヤのコラボ曲「Fighter」が6月4日に発売され、同曲が映画『アメイジング・スパイダーマン2』(4月25日公開)の日本語吹替え版テーマソング、そして、Remix版が今夏開催される2014 FIFAワールドカップの公式アルバムアジア代表ソングに決定したことが8日、明らかになった。
今回のコラボは、プライベートでも親交のある2人が、「なにか一緒にやりたいね」と話すうちに実現。作詞は加藤と中島の2人で、作曲は加藤が担当し、編曲をm-floの☆Taku Takahashiが手がけた「Fighter」は、この世界で戦い続ける人に送る応援ソングで、『アメイジング・スパイダーマン2』の日本語吹替え版テーマソングとなっている。そして、M2には、2014 FIFAワールドカップの公式アルバムアジア代表ソングに決定した「Fighter (Tachytelic World Cup Brazil 2014 Remix)」を収録。同曲は、5月21日発売の『2014 FIFA World Cup Brazil Official Album』にも収録される。
「ミリヤは私と似ているところがあるなぁと思うアーティスト」と言う中島は、「彼女の才能をすごく尊敬する気持ちもあるし、一緒にコラボ出来たことを光栄に思います」と喜び、「孤独でも強い心を持って戦う姿が描かれている曲なので、皆さんの背中を押せるような曲になればいいなと思います」と曲について説明した。また、映画について「映画の世界観に合う楽曲に仕上がっているので、合わせて楽しんで頂けるとうれしいです」、日本代表選手についても「ブラジルのピッチで存分に輝いていただけることを願い、皆さんに捧げる曲"Fighter"と共に、私たちも全力で応援させていただきます」とメッセージを送った。
加藤も「プライベートで交流があり、アーティスト同士シンクロする部分も多かった」という中島とのコラボ実現に満足。映画のテーマソングとして「クールで切ない"Fighter"であるスパイダーマン像をイメージしながら作りました」と説明した。また、ワールドカップのアジア代表ソングについても「女神のような優しさと強さで選手のみなさんを応援したい」と熱いコメント。「コンセプトは東京とブラジルのミックス。日本で流行ってるEDMをベースにサンバのリズムを生楽器でミックスしました」と説明し、「W杯で国を背負って戦う選手の皆さんの強さと孤独と戦う勇気を歌詞にしました。選手の皆さんの魂を奮い立たせる曲になれば幸いです」と曲に込めた思いを伝えた。
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