米Yelpが日本向けサービスを開始 - iPhone/Androidアプリも提供

世界各国で口コミローカル情報サイト「Yelp」を運営する米Yelpは9日、日本向けサービスの提供を開始したと発表した。ウェブサイト「Yelp Japan」ほか、iPhone/Androidアプリ「Yelp」アプリから同サービスを利用できる。アプリのダウンロードは無料。

Yelpは店舗・施設やサービスの口コミ情報を提供するプラットフォーム。レストラン、ショッピング、ファッションのほか、ホームサービス、自動車/バイクなど様々な分野の口コミ情報を取扱い、ユーザーは店舗・施設・サービスの評判が良し悪しなどの意見を参考にすることができる。

Yelpユーザーは日本全国の店舗・サービスについてレビューを投稿可能となるが、サービス開始にあたり、Yelpコミュニティの管理・構築を行うコミュニティマネジャーを東京と大阪に配属。これらの地域で重点的にコミュニティ作りを進めていく。コミュニティマネジャーは順次、他の地域に拡大していく予定。

日本でのサービス展開は世界26カ国目となる。2004年にサービスを開始し、現在、Yelpコミュニティは、米国全土をはじめ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツなどの欧州各国、トルコ、ニュージーランド、ブラジル、メキシコなどの世界の主要都市で展開している。米国ではiPhoneの音声アシスタント機能Siriと連携し、Siriからのフィードバックとして、Yelpの情報が提供されている。

(記事提供: AndroWire編集部)